米国株投資家コタの退屈な毎日

アメリカの連続増配ディフェンシブ株への配当再投資を軸とした長期投資を行うサラリーマンのブログ

ブランドという目に見えない資産!投資価値を左右する重要な要素

米国株投資を行う上でも重要な要素になり得る、企業資産としてのブランド力についての話題です。

 

私達は日々いろいろな商品やサービスを購入していますが、知らず知らずのうちに企業が培ったブランドの影響を大きく受けています。

 

例えば、私は妻と一緒に毎週買い物に行きますが、今週の買い出しでもそれを痛感するエピソードがありました。

 

いつものようにスーパーで買い物をしていたところ、洗濯用洗剤を切らしていることを妻が思い出したとのことで、洗剤コーナーに行きました。

 

そこには当然、花王、ライオンなど国内メーカーも含めた様々な会社の商品がひしめくように並んでいましたが、妻はそれらには全く目もくれず、P&Gの「アリエール」を手に取り、カゴに放り込みました。

 

不思議に思い妻に、なぜまた「アリエール」にしたのか?と聞いたところ、妻からの答えは、『 なぜって、特に理由はないけど何か文句でもあるの?』というものでした。

 

いやいやそういう寒い返事を期待していた訳ではなくて・・・

 

何故そういうイラつく返事しか出来ないのかは別として、恐らく店に入る前から洗濯用洗剤は「アリエール」と決まっていた、つまり無意識だと思いますが指名買いだったということです。

 

ご存知かどうか分かりませんが、店頭の棚割(商品の場所)は各メーカーの戦場であり、出来る限り顧客の目につきやすい場所に商品を配置しようと、日々各社の営業がしのぎを削っています。

 

しかしその努力は、私の妻に対しては全くの無力だと言えます。

 

なぜなら、恐らく買い物に行くために家を出る時から、洗濯用洗剤は「アリエール」と決めていたはずでし、現に棚割がどうであろうと「アリエール」を見つけることしか頭にありませんから。

 

これって最強だと思いませんか?

 

正直言って、洗濯洗剤などはどれを使っても大した違いはない、というより実感出来るほどの違いは出せないので、企業イメージ、広告を通じた商品名に対する高い認知度など、特にブランド力がものを言う分野なのでしょう。

 

つまり何が言いたいかというと、P&Gの「アリエール」は、非常に優れたブランド力を構築出来ている(少なくとも妻に対しては)可能性が高いということです。

 

そして、仮にそのブランド力が鎹となり無意識なリピート購入顧客を生み出しているとすれば、形もなく目には見えませんが、明らかに有効な企業資産だと言えましょう。

 

世界最大のブランディング会社 インターブランド社は、グローバルな事業展開を行うブランドを対象に、そのブランドが持つ価値を金額に換算しランキング化したレポート『Best Global Brands 2016』を公表しています。

 

参考までに、ブランド資産金額トップ10を抜粋すると以下の通りです。

 

第1位 Apple
第2位 Google
第3位 Coca-Cola
第4位 Microsoft
第5位 Toyota
第6位 IBM
第7位 Samsung
第8位 Amazon
第9位 Mercedes-Benz
第10位 GE

 

誰もが知っている名だたるグローバルブランドが名を連ねています。

 

私が保有している米国を代表する優良銘柄のコカ・コーラも第3位にランクインしており、強力なブランド力を持っていることが客観的にも証明されていますね。

 

P&G関連で言えば、髭剃りの「ジレット」が24位、紙おむつの「パンパース」が28位にランクインしています。

 

長期投資家の皆さんは、株式投資にあたって、企業の財務内容、経営状態、株価指標など、ファンダメンタルズを基に銘柄選定をされる方も多いのではないでしょうか?

 

ただ、今日のテーマでもあるブランド力が消費者に及ぼす影響の大きさを考えると、それらの一般的なファンダメンタルズ分析だけでは十分でない可能性が高いように思います。

 

企業自体、もしくは商品やサービスに強力なブランド力があるのか?という点は、特に生活必需品セクターの銘柄群にとっては、中長期的な業績を占う上で非常に重要なポイントになるのではないでしょうか?

 

実体がないためあまり重要視されない傾向にありますが、信じるか信じないかはあなた次第です。