米国株投資家コタの退屈な毎日

アメリカの連続増配ディフェンシブ株への配当再投資を軸とした長期投資を行うサラリーマンのブログ

インフレリスク対策に最適!増やしながら守る株式への長期投資

米国をはじめ、日本でも長期的にはケアが必要なインフレリスクと、その対策としての株式投資の魅力について、資産運用的な観点も加えながら自分なりの考えを書いてみたいと思います。

 

日本銀行から出ている「資金循環の日米比較」レポートを見ると、日本では相変わらず「現金・預金」「保険・年金準備金」の額が多く、「債券」「投資信託」「株式・出資金」の額が少ないという傾向にあることが分かります。

 

具体的には、アメリカの「現金・預金」比率が1割強であるのに対して、日本のは5割超にも上るほどの違いがあります。

 

確かに現金をたっぷり持っていると安心感は得られるような気がしますが、使う予定もなく下手をすると数十年間眠る可能性のあるお金を、現預金で持つことはおすすめできません。

 

デフレが長すぎて日本人には危機意識があまりないのかもしれませんが、長いスパンでの現金保有で注意しなければならないのが、所謂インフレリスクというものです。

 

インフレリスクとは

 

インフレ(インフレーション)とは、貨幣価値が下落し物価が上昇する現象です。

 

例えば、インフレ率が仮に年2%だとすると、今年100円で買えた商品が来年は102円払わないと買えなくなるということであり、言い換えると、今年の100円という貨幣価値が、来年には98%に目減りするということを意味するのです。

 

インフレ率が現実的な2%だったと仮定して、もう少しリアルなシミュレーションをしてみましょう。

 

例えば、現金100万円をタンス預金で10年間持ち続けたと仮定すると、当然10年後もお札の枚数が減ることもなくそのまま100万円がタンスに眠っていますが、その間も社会では2%のインフレが進んでいるため、10年後の100万円の価値に換算すると約82万円になります。

 

2%であればまだ軽微な影響ですが、仮に10%のインフレが10年続いた場合、今ある100万円は10年後にはわずか約38万円の価値になってしまいます。

 

紙幣の枚数が減らなければ損をしていないと思ってしまいますが、大きな誤解です。

 

インフレに強い資産と弱い資産の代表例

 

インフレに強い投資対象と弱い投資対象の代表的な例を挙げると下記の通りですが、ざっくりイメージするとすれば、基本的にお金はインフレに弱く、物は強いという感じです。

 

現預金は勿論、国債などの債券も弱いことから、元本が減らないということで比較的日本人が好むものはインフレに弱いので、日本人は特に注意が必要でしょう。

 

〔弱い〕

  • 現金
  • 預金(特に長期の定期)
  • 債券(特に長期もの)

 

〔強い〕

  • コモディティ(金/プラチナなど)
  • 不動産(土地/建物など)
  • 株式

 

つまり、インフレ対策だけのことを考えれば、現預金だけでなく、上記のインフレに強い対象物、例えば金や不動産、株式などにも資産を振り分けることで、リスクを分散することが出来ます。

 

資産を守りながら増やせる株式投資

 

しかし、資産運用、つまり資産を増やす観点から言うと、当然ながらインフレから身を守り出来る限り減らさないようにするだけでは十分とは言えません。

 

大ヒットした「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバートキヨサキ氏が言われているように、自分のポケットにお金を入れてくれるものが資産ですから、インフレから守るだけでなく、持っているだけでお金を生んでくれる資産を持った方が、資産運用という観点ではベターです。

 

その意味では、金はをはじめとしたコモディティは、ご存知の通り持っているだけではお金を生み出しませんから、資産運用上あまり良い投資対象とは言えません。

 

一方不動産投資はどうかと言えば、こちらも持っているだけでは管理費、修繕費、固定資産税など、ポケットからお金を奪っていくだけで、賃貸収入につなげなければ資産運用効果は発揮できないので、手放しには評価することはできません。

 

しかも、人口が減少していく日本においては、賃貸収入を永く安定的に確保できないリスクもあり、且つ通常時間が経てば経つほど(貸す建物が老朽化すればするほど)賃料収入は先細りしていくため不安が残ります。

 

インフレ対策として有効な資産は多数存在しますが、総合的に考えると株式がインフレ対策としても資産運用的にもベターな投資対象ではないかと考えますがいかがでしょうか?

 

最後に

 

さて、皆さんの今の資産構成はどのような構成比になっているでしょうか?現預金の比率が5割を超えていることはないですか?

 

ちなみに私の現預金比率はおそらく2割程度で、自宅マンションを除くそれ以外は全てを連続増配が期待できる米国株式を中心とした外国株式という形で保有し、インフレ対策と資産運用を兼ねている状況です。

 

www.usstocks.club

  

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私は極端な例なのかもしれませんが、多かれ少なかれ誰もが対策を講じておく必要があるかと思いますので、資産の大半を現預金が占めている方は、この機会に改めて資産の棚卸と見直しをしてみることを是非おすすめします。