米国株投資家コタの退屈な毎日

アメリカの連続増配ディフェンシブ株への配当再投資を軸とした長期投資を行うサラリーマンのブログ

アルトリア・グループの隠れた魅力!アンハイザー・ブッシュ・インベブの大株主としての一面

米国株投資家の中では定番中の定番であり、保有している方も多い米国を代表するタバコ銘柄のアルトリア・グループに関する話題です。

 

FDAのニコチン規制に関するリリース以降、相変わらず株価は下がってしまっていますが、今日は改めて投資対象としての価値、さらにはその魅力について考えてみたいと思います。

 

なお、業績や株価指標を用いた一般的な銘柄分析に関しては、既に様々な米国株投資家の方が表やグラフなどを用いて詳しく記事にしてくれているので、私は少し違う観点で書いてみようと思います。

 

タバコ銘柄としても有望なアルトリア・グループ

 

この企業のメインビジネスは、ご存知の通りタバコの製造販売で、アメリカ国内においてはマルボロを中心としたラインナップで圧倒的な単独トップシェアを誇っています。

 

また、これも米国株投資家の皆さんには広く知られているように、そもそも紙タバコ事業は、一般的には必要不可欠な研究開発費や設備投資がほとんど必要ありません。

 

しかも、規制の関係もあり商業目的の広告宣伝をあまり実施しないため、他の事業に比べて圧倒的にフリーキャッシュ率が高く、株主還元への期待が最も高い魅力的な事業であることで有名です。

 

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つまり、アルトリア・グループは単にタバコ銘柄としての魅力にとどまらず、その中でも強力なブランド力を備えた非常に価値の高い投資先だと言えましょう。

 

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世界トップシェアビール銘柄の大株主

 

さて、タバコ銘柄としての紹介はこのぐらいにして今日の本題に移ります。

 

アルトリアグループは過去、今やバフェット銘柄となったクラフトフーヅを保有していたことでも有名ですが、現在はビールの世界トップシェアを誇るアンハイザー・ブッシュ・インベブの発行株式の10.2%を保有する大株主でもあります。

 

米国企業ではありませんが、あのバドワイザーやコロナビールなどでお馴染みのビール世界トップシェアメーカーと言った方が分かりやすいかもしれません。

 

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アンハイザー・ブッシュ・インベブ サイトより

 

今から20数年前、私が大学生だった頃は、取り敢えずバドワイザーが格好良かった時代で自宅には缶のバドワイザーをストックしていましたし、バドガールとどうしたら付き合えるか友人達とよく企んでいたものです。

 

アンハイザー・ブッシュ・インベブ株式の資産価値

 

それでは改めてこの保有株の資産価値について確認してみましょう。

 

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アンハイザー・ブッシュ・インベブサイトより

 

アンハイザー・ブッシュ・インベブの発行済株式数は19億3350万株となっているので、アルトリア・グループの保有分は1憶9721万株、時価総額としては昨日の株価116.41ドルを単純に掛けると2,300万ドル、1ドル110円換算で日本円にすると2.5兆円という、かなりの時価額を持つ資産を保有していることになります。

 

さらに、単に時価額が大きい資産を保有しているというだけではなく、この資産は毎年多額の配当金をアルトリア・グループの懐に入れてくれています。

 

昨年度の1株当たりの配当3.8ドルでざっと計算すると、配当収入だけで年間7.5億ドル、1ドル110円換算で日本円にするとおよそ824億円が、何もしなくても配当金収入として毎年入ってくる計算になります。

 

本業の儲けに加え、毎年これだけの配当金収入があるという事実は、我々投資家にとっても非常に心強い味方ではないでしょうか?

 

例えば、この配当金収入を全て自社株買いに使った場合にはどうなるでしょうか?

 

アルトリア・グループの昨日の株価が64.84ドルですから、仮に株価がこのままの状態だと仮定すると、1年間で1,156万株(0.6%)、5年間だとおよそ3%分を配当金だけで買い戻すことが出来ることになり、同時にその分だけEPSを向上させることができます。

 

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勿論、使い道はこれだけに限りません。

 

自身が株主に支払う配当金の足しにしても構いませんし、アンハイザー・ブッシュ・インベブ株式のさらなる買い増しに使うことも可能であるほか、勿論他の酒類や食品銘柄に新たに投資することも可能です。

 

いずれにしても、アルトリア・グループは連続増配を続ける配当王間近の配当貴族銘柄でもあることから考えるとを、インベブからの配当金収入に関しても、おそらく株主還元につながる使い方をしてくれるのではないでしょうか?

 

まとめ

 

要するに、この銘柄の価値は単に圧倒的なシェアを誇るタバコ銘柄というだけにとどまらず、保有している資産に関しても非常に高い価値を有している魅力的な投資対象だということです。

 

その意味では、今後のFDAの動きによってはアゲインストな風が吹く可能性はありますが、私自身はこの銘柄の将来に対して全く不安を感じていないどころか、米国内におけるiQOSの本格展開を控えていることも加味すれば期待しか持てないため、低迷している今のうちに粛々と買い増すつもりです。

 

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改めて、人気のタバコ銘柄の中でも特に有望なアルトリア・グループの価値や魅力について、ご自身でもご確認いただくことを是非おすすめします。

 

以上、暇人の数字遊びに最後までお付き合いいただきありがとうございました。