米国株投資家コタの退屈な毎日

アメリカの連続増配ディフェンシブ株への配当再投資を軸とした長期投資を行うサラリーマンのブログ

高収益を生む米国コカ・コーラのビジネスモデル

バフェット銘柄としても有名ですが、私自身も主力として投資している米国企業のコカ・コーラ社に関する話題です。

 

今さら言う必要もないかと思いますが、コカ・コーラを中心とした炭酸飲料をはじめとした飲料全般を製造販売している米国を代表するグローバル企業です。

 

昨今のアメリカをはじめとした健康志向の高まりから炭酸離れが進んでおり、将来の業績不安から株価が冴えない状態が長く続いていますが、実は今はまさに我々株主にとって耐え時だと言えましょう。

 

なぜならば、コカ・コーラ社はフランチャイズ方式の独特のビジネスモデルを築いていますが、現在そのビジネスモデルを更に進化させるべく変革を推進している途中だからです。

 

そこで今日は、コカ・コーラ社のビジネスモデルの概要と、その進化を通じた今後の見通しについて簡単にご紹介します。

 

コカ・コーラのビジネスモデルの特長

 

ご承知の通り、日本だけでなく世界中で販売されているコカコーラですが、実は国によって味が違うのはご存知でしょうか?

 

骨が溶けるとか、あの瓶は女性のボディーラインを参考にしたとか、いろいろな都市伝説があるので念のために言っておきますが、これに関しては本当の話です。

 

どうしてそうなるかと言うと、コーラの原液自体はコカ・コーラ社本体で製造するので違いは生まれませんが、それ以降は各国のボトリング各社で砂糖や炭酸水で薄められて瓶詰されて売られるという仕組みになっているため、各国の材料調達の事情や志向により違いが出てきてしまうからです。

 

ちなみに、私自身飲んで確かめた訳ではないので定かではありませんが、一説には世界一美味しいコカコーラはメキシコ産との噂が飛び交っています。

 

どうやら使われている砂糖に違いがあるようで、アメリカがコーンシロップを使っているのに対し、メキシコではサトウキビから取った自然の砂糖が使われているからというのが、メキシコ産コーラ最強説の根拠のようです。

 

メキシコに行かれることがあれば、是非コーラを飲んでみてください。

 

ビジネスモデルを進化させさらなる高収益企業へ

 

さて、今日の本題はこの味の違いではなく、このビジネスモデルが生み出す経営的なメリットの方です。

 

先にご紹介した味の違いを生むこのボトリング各社との分業は、本来味の違いを生み出すことが目的ではなく、コカ・コーラ社の利益率の向上を主な目的とした仕組みであることをご存知でしょうか?

 

そして現在コカ・コーラ社は、この分業の促進によりさらなる高収益企業へと転身を図っている真っ只中にあります。いわゆる「再フランチャイズ化」と一般的に呼ばれているものです。

 

www.usstocks.club

 

具体的に言うと、原液製造とマーケティング事業は利益率が高いのに対しボトリング事業は利益率が低いため、現在コカ・コーラ本体に残っているボトリング事業をボトラー社に移管することで利益率を高めようというものです。

 

勿論これを実現することで売り上げは減少しますが、我々株主にとって最も重要な要素は売上ではなく利益であるため、株主にとってこの変革はウエルカムなものになるに違いありません。

 

現在でも、営業利益率が20%前後と一般的にはかなり高い水準にあると言えますが、これが今後どの程度向上するのかとても楽しみです。

 

まとめ

 

冒頭で書いた通り、ここ数年来業績の低迷に伴い株価も伸び悩んでいる状況ですが、上記のようなビジネスモデルの改善により、将来的にはより高い利益率を確保できる形、つまり高レベルな株主還元を継続できる形へと進化してくれるのではないかと考えています。

 

当然ながらそれは既に現在の株価にも織り込まれているため、短期的なキャピタルゲイン狙いの投資には向かない可能性は高いですが、あくまでも長期的に配当金をもらい、再投資し続けることによりリターンを得るという投資スタイルを実践していく上では、今のタイミングで投資する意味はあるように思います。

 

今後どんな高収益体質に変身を遂げるのか、我が家のお気に入りのコカコーラゼロを飲みながらじっくり見守っていこうと思います。