米国株投資家コタの退屈な毎日

アメリカの連続増配ディフェンシブ株への配当再投資を軸とした長期投資を行うサラリーマンのブログ

「世界経済インデックスファンド」から撤退!信託報酬というランニングコストの存在

今でこそ米国個別株に絞って投資していますが、株式投資について勉強し始めた当初は、インデックスファンドに投資していたことがあります。

 

www.usstocks.club

 

今日は、そのインデックスファンドへの投資を止めた理由に関する話題です。

 

世界経済インデックスファンドに積立投資していた過去

 

当時私は、米国株投資などということは一切考えておらず、世界経済の成長を取り込むという合言葉の元、新興国も含めた世界の株式と債券を対象とした、三井住友トラスト・アセットマネジメントの「世界経済インデックスファンド(株式シフト型)」という分散型の人気のバランスファンドに投資していました。

 

楽天証券にて給与口座から自動引き落としを設定し、まさにドルコスト平均法で強制的に毎月10万円分の積み立て投資をするという、極めて効率的な投資方法です。

 

私的には、分散されているためリスクが低く、且つ手間いらずで平均以上のパフォーマンスが得られる可能性が高いという理由から、世界経済インデックスファンドへの投資がベストだと考えていましたが、およそ1年後にすべてを解約するに至りました。

 

人気ファンドへのインデックス投資から撤退した理由

 

何故止めてしまったのかというと、一番大きい理由は、信託報酬という保有に伴うランニングコストの存在です。

 

最近のインデックスファンドの大半は、ノーロードと呼ばれる購入手数料無料の商品が主流であるため、購入する際は特に問題はないのですが、持っている限り永遠に発生する信託報酬というコストは、私の知る限り多かれ少なかれほぼ全てのファンドで発生します。

 

ちなみに、私が投資していた「世界経済インデックスファンド(株式シフト型)」に関しては、年間0.594%の信託報酬が発生します。

 

そのコストが高いと考えるか、安いと考えるかで判断が分かれるところかと思います。

 

確かに、投資家自身が何もしなくても資産間のリバランスをしてくれたり、構成する株式からの配当金を再投資してくれる手間や手数料も含めて約0.6%なので、コストパフォーマンスという観点では良いという見方も出来るかと思います。

 

ただ、私にとってはコストパフォーマンスよりも、どちらかと言うとコストの絶対額の方が重要で、その金額を払い続けることにどうしても納得することが出来ませんでした。

 

信託報酬コストの将来価値を試算

 

確かに一見大した金額ではないようにも見えますが、長期的に老後も継続して保有していくことを考えた場合、運用資産額自体も大きくなる可能性が高いですし、保有する期間も非常に長びくため、それらも加味した信託報酬額を踏まえておく必要があります。

 

例えば、3,000万円分を保有すると年間18万円もかかりますし、仮に5,000万円まで資産が増えてしまうと年間30万円もかかってしまいます。

 

しかもこれは1年間の金額なので、これが仮に20年間ぐらいは保有したいという方であれば、単純に30万円 ✕ 20年間=600万円も払わなければならなくなります。

 

このブログを見ている投資リテラシーが高い方であれば、先々5,000万円の金融資産は現実的に到達可能な金額ではないでしょうか?

 

20年間で600万円のコストを高いと見るか安いと見るかにもよりますが、600万円分を複利で運用した場合の見込額を知ってしまうと、見方も一転してしまうはずです。

 

参考までに、30万円を12か月で割ると1か月25,000円になるので、投資元本0円で、年率リターン6.5%の米国株式に毎月25,000円ずつ20年間積み立て投資をした場合のシミュレーションをしてみました。

 

f:id:kootarochin:20170822205316g:plain

 

単純に、600万円を複利で運用すると、ちょうど2倍の1,205万円になるということです。もう一度言いますが2倍です。

 

皆さんはこれを見逃せるでしょうか?

 

まとめ

 

確かにこれは私の個人的な価値観ですし、信託報酬を払っても世界の資産に広く手軽に分散投資したい方や、自分の時間を確保したいので投資に時間をかけたくないという方もおられるでしょうから、一概にコスト額だけで正解とか不正解とか決められる問題ではありません。

 

また、米国株式に投資した際の売買手数料も含めて比較していないので、公平に比較をした場合どちらにどれくらいのメリットが出るのか、厳密に証明出来ている訳でもありません。

 

ただ一つ確実に言えることがあるとすれば、そこまで深く考えずにインデックスファンドに投資を始めてしまっている方は、早い段階で一度きちんと投資スタンスとコストについて考えてみる必要があるということです。

 

言い古されていることですが、投資する上で、コストはリターンを大きく左右する非常に重要な要素で、それを疎かにしている限り高いパフォーマンスを実現することはできません。

 

現在インデックスファンドに投資している皆さん、特に中長期的に投資を継続して行こうと考えている方は、そこまで踏まえた上でこの方法を選択していますか?