米国株投資家コタの退屈な毎日

アメリカの連続増配ディフェンシブ株への配当再投資を軸とした長期投資を行うサラリーマンのブログ

リスク許容度を自己診断!意外にも大暴落にも耐え得るレベルかも

皆さんは、ご自身のリスク許容度を具体的に把握していますか?

 

あまり意識したことがない方も多いのではないかと思いますが、これによって投資対象が変わってくる可能性もあるため、本来は株式投資を始める前に診断すべきものだと言われています。

 

と偉そうに言っていますが、そういう私もそんなことは気にもせずに株式投資を始めてしまったので、実際に経験した範囲内で判断するという誤ったやり方をしてしまっています。

 

そこで今日は、リスク許容度について改めて復習した上で、経験(失敗談)を通じて把握できた私のリスク許容度の目安、さらには配当再投資を軸として米国ディフェンシブ株に投資している現在の許容度について自分なりに診断してみたいと思います。

 

リスク許容度とは

 

リスク許容度とは、投資家の許容できるリスクの範囲のことで、資産運用に伴い発生するリスク(損失)をどの程度受け入れられるかの度合いのことを言います。

 

一般的には、株式、債券などをはじめとした複数の金融資産を組み合わせたポートフォリオで運用する際に、投資家が取りうる最大のリスク水準を測定するための指標と考えられています。

 

また通常は、高いリターンを求めるならば、高いリスクを許容する必要があり、一方でリスクを取りたくなければ、低いリターンを受け入れるべきとされています。

 

例えば、株式のみで運用する場合には、基本的にはどんな銘柄でも似たようなリスクがあると一括りで考えるので、リスクを減らすためには、上記のような債券や現預金など、リターンも下がりますがリスクも低い資産に振り分けて運用資産全体のリスクを調整する必要があるということになります。

 

以下に代表的な株式と債券の各リスクとリターンを三井住友トラスト・アセットマネジメントのウェブサイトから引用してみましたのでご参考ください。

 

株式は日本でも外国でもほぼ変わらず、最大マイナス50%程度は覚悟する必要がありそうですね。

 

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ちなみに、インデックス投資家の方でリスクヘッジと称してバランスファンドやアセットが重複する商品を複数保有する方がいますが、リスクを下げる上で大切なのはアセット毎の分散なので複数持ってもあまり意味はありません。

 

リスク許容度の診断方法

 

上記の表をご覧いただくとお分かりの通り、通常リターンとセットで考えるべきものではありますが、リターンについては皆さん敏感で日々意識していると思うので、今日は意識が不足しがちなリスクの観点のみで考えてみることにします。

 

一般的な個人投資家が計算する場合には、具体的に耐え得る含み損の金額をベースに率を計算する方法が分かりやすくて良いかと思います。

 

例えば、あなたが100万円を株式に投資していたと仮定した場合、その株式資産全体の含み損がいくらまでなら持ち続けられるかを確認します。

 

例えば、含み損が10万円(評価額90万円)であればマイナス10%、25万円(評価額75万円)であればマイナス25%、50万円(評価額50万円)であればマイナス50%まで耐えられるといった感じです。

 

ただし、この例はあくまでも100万円という比較的少ない金額の例でもあるため、投資金額が変わればリスク許容度も変わってくる可能性があるので注意が必要です。

 

例えば、これが500万円の場合はどうでしょうか?

 

上記100万円の場合であれば、25%は25万円の含み損ですが、500万円の場合には同じ25%でも含み損が125万円に膨らんでしまいますから、仮に125万円まで許容できないとなるとリスク許容度はより低くなるということです。

 

したがって、新たに投資額を増やそうと考えた場合には、増やした金額をベースにその都度計算した上で、どんな資産に投資すべきかを検討した方が良いでしょう。

 

私のリスク許容度の目安

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題の私の許容度についての話に移りたいと思います。

 

過去私は、キャピタルゲイン狙いで、日本の新興株1銘柄にほぼ全資産である約1000万円を投資したことがあります。

 

今でもまだまだですが、株式投資の知識も経験も浅い状態で投資してしまったため、約2年もの期間投資していたにも関わらず、ほぼ買値撤退というお粗末な経験となってしまいました。

 

失敗談なのであまり思い出したくありませんが、参考までにその銘柄のチャートと共に、私の売買のタイミングを改めてご紹介します。

 

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ご覧の通り、結果的には高値掴みをしたため、最安値で考えると購入平均単価に対してマイナス55%という水準まで下がってしまうという、上記株式の最大リスクを上回る大暴落級の下落幅を経験することになりました。

 

つまり、冒頭でも書いた通り私はこの銘柄に1000万円を投じていたため、単純計算で550万円の含み損を抱えていたことになります。

 

当時は、妻にもそんな投資をしていることを伝えていなかったこともあり、最もしてはいけない投資のパターンではありますが、仕事にも今ひとつ集中できず株価とにらめっこの毎日を送っていたように思います。

 

ただ、確かに苦い経験でしたが、結果的に最安値でも売却せずに保有し続けられたということは、ギリギリのラインではありますがそのあたりが私の最大リスク許容度の目安だということになるように思います。

 

米国株に投資する今は

 

失敗談共に私のリスク許容度を恥ずかしげもなくご紹介しましたが、そもそもマイナス55%が起こる可能性は、先ほどの表の通り株式である以上どんな銘柄でもあるので、それぐらいを覚悟できなければ、株式への投資額を限定し債券や現預金などに振り分けてリスクをおさえるべきだと言えます。

 

また、当時の私について言えば、仕事に集中できないなど、普通の生活が出来なくなっている時点で許容度を超えているとも言えるため、一般的にはもっと低く考えるべきではないかとも思います。

 

現在の私は、相変わらず株式に全力で投資しており、且つ投資額も当時に比べて大幅に増えていますが、米国の大型ディフェンシブ銘柄のみに投資しているため、株式の中では比較的リスクは低くおさえられている状況だと言えます。

 

www.usstocks.club

 

それでも、リーマンショック級の大暴落が再来した場合には、過去経験した許容限度の55%以上下落する可能性はありますが、今の私には連続増配銘柄への投資を通じた配当再投資という武器が備わっているので、なったらなったで売るどころか配当金を使って買い増すことになるでしょう。

 

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その意味では、今のリスク許容度を診断するのであれば、当時の55%よりもさらに上がっていると言えるのではないかと思います。

 

リーマンショックを経験していない方は、とかくリターンばかりでリスクについてあまり深く考えたことがない方も多いんじゃないかと思いますが、是非この機会にご自身のリスク許容度を診断してみてはいかがでしょうか?