米国株投資家コタの退屈な毎日

アメリカの連続増配ディフェンシブ株への配当再投資を軸とした長期投資を行うサラリーマンのブログ

倒産リスクは恐るるに足らず!対策すべきはコントロール不能なリスク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

個別株投資に伴う倒産リスクに関する話題です。

 

ここ数日ゼネラル・エレクトリックの株価暴落の話題で持ち切りですが、こういった事象が起きた場合に必ずと言って良いほど話題になるのが個別株投資のリスクに関する話であり、中でもその代表格が倒産リスクでしょう。

 

確かに倒産となった場合には、株価が下がるというよりも投資資金を回収できなくなる可能性が高いため、相応に注意を払わなければならないリスク要因であると言えますが、実際のところ、株式投資を取り巻く様々な損失リスクの中で、倒産リスクというのはそこまで恐れるべきものなのでしょうか?

 

そこで今日は、個別株式への投資に伴う倒産リスクの特長、さらには株式投資を取り巻くリスクの中でのその位置づけについて、私なりの考えをご紹介してみたいと思いますので、倒産リスクを理由に個別株投資に対して二の足を踏んでいる方は是非ご参考ください。

 

倒産リスクはコントロールが可能

 

倒産というと一般的にリスクとしてイメージがしやすいほか、「倒産企業に投資していた投資家の末路!」といったような情報も多々出回っているため、過剰に意識され過ぎているような気がしますが、個人的には実際のところそれほど大きなリスクだとは考えていません。

 

なぜなら、投資家がすべきことをきちんとしさえすれば、倒産による損失リスクというのは予めコントロールできるものであり、誤解を恐れずに言えば、限りなくゼロに近づけることができるものだと考えているからです。

 

それでは、特に目新しいものではありませんが、倒産による損失リスクを限りなくゼロに近づけるべくコントロールする当たり前の方法について、改めて3つほどご紹介してみます。

 

経営状態や財務基盤が良好な銘柄を選ぶ

 

当たり前ですが、相応に長い歴史を持つ企業で、且つ過去実績も含め営業利益やフリーキャッシュ、さらには負債の状況を確認し、概ね健全な経営状態を維持できている銘柄に投資すれば、これだけでも大幅にリスクを減らすことができましょう。

 

このステップを踏まず、チャートの形、株価指標、さらにはテーマ性などを元に投資判断をしていては当然のことながらリスクを下げることはできませんし、そもそもそのような投資家の方は下げようとも思っていないはずです。

 

また、短期的なハイリターン狙いで財務基盤が脆弱で歴史の浅いベンチャー企業などに投資するケースなども、敢えて倒産リスクを自ら取りに行くような投資手段だと言えるため、今日の議論の対象ではありません。

 

リスク許容度に合わせ投資先の銘柄を分散させる

 

加えて、個別株式投資であっても現実的に管理やフォローできる範囲内で分散投資をすることで、倒産リスク自体は変わらなくとも、損失範囲を限定することができます。

 

例えば、私のケースで言うと10銘柄に分散投資しており、ポートフォリオ中最も構成比が高い銘柄でも15%以内に抑えるようにしているため、一般的に言えば倒産による損失リスクは最大でもその範囲内だと言えましょう。

 

www.usstocks.club

 

仮にもう少しリスクを減らしたいということであれば、倍の20銘柄に増やし均等に投資すれば1銘柄当たりの最大投資比率は5%以内に抑えられるため、同時に倒産リスクもその範囲内に限定することが可能です。

 

例えば、S&P500連動ETFであったとしても、現状アップルが4%程度と最大の投資比率になっているため、単に倒産による最大損失リスクという観点だけで言えば、それほど変わらないレベルだと考えられなくもありません。

 

四半期毎の業績報告等の状態チェックを怠らない

 

絶対ということはありませんが、一般的に倒産する企業には、財務や業績の状況などに必ずと言って良いほど前触れが現れます。例えば、昨日まで健全な経営状態であった企業がいきなり翌日倒産することはまずありません。

 

大抵の場合、四半期決算の中でも、負債の増加やフリーキャッシュの減少もしくはマイナスなど、倒産の兆候が必ずと言って良いほど現れてくるはずです。

 

また、落ち込んでいる要因や足元の事業の状況も併せてチェックすれば、それが一時的なものなのか長引くものなのかも察知することも十分可能です。

 

つまり、投資して放置するのではなく、きちんと四半期毎の決算で投資先企業の状況をチェックしさえすれば、倒産という状況に陥る前に売却するなど、多かれ少なかれ損失リスクを減らす又は回避できる可能性が高いということです。

 

いずれにしても、本当の意味で放置していては、どんな銘柄に投資したとしてもリスクを回避することはできませんし、放置したいのであれば個別株式に投資すべきではありません。

 

注意すべきはコントロール不能なリスク

 

要するに、個別株式投資における倒産リスクについては、やるべきことさえすれば限りなくゼロに近づけることができる、つまり自身がコントロール可能なリスクでもあるため、私自身はそれほど重大な問題とは考えていないということです。

 

当然ながら、株式投資をする以上は、何をどう対処したとしても完全にリスクを排除することはできないため、投資家は一定程度のリスクは受け入れざるを得ませんが、中でも注意しなければならないのはコントロール不能なリスクへの対策ではないでしょうか?

 

つまり、今回のテーマでもあるコントロール可能な倒産リスクよりもむしろ、個人投資家レベルでは予測もコントロールもできないような、例えばリーマンショックなどの大暴落リスクの方が、影響範囲から考えてもより深刻なリスクだということです。

 

なお、倒産リスクには有効でも、この手のリスクに対してはいかに幅広く分散されたETFであっても避けることはできず、幅広く分散されているが故にリスクヘッジの手段が限定される面も同時に備えているので、ETF投資家の方も他人事にはできません。

 

www.usstocks.club

 

私の場合は、米国(アメリカ)の高配当ディフェンシブ銘柄のみのポートフォリオを構築することで大暴落リスクをヘッジしようとしていますが、ETFのみに投資している方をはじめ、皆さんはどのような対策を講じていますか?

 

倒産リスクよりも深刻な影響を及ぼす、コントロール不能なリスクへの対策は万全ですか?

 

www.usstocks.club