スイッチングを活用して確定拠出年金資産を増やす方法を事例を使って紹介してみる

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iDeCo(イデコ)を含めた確定拠出年金で資産を増やすコツとも言える、スイッチングの活用に関する話題です。原則60歳になるまで受け取ることができないからか放置している方も多いのではないかと思いますが、スイッチングは是非とも活用したい機能だと言えます。

 

ここ数年の iDeCo 関連の広告や啓蒙活動の効果からか、これまでは企業型に限られていた利用者層の裾野も広がり、確定拠出年金の利用者も大幅に増えてきているように思います。私の会社でも、これまで制度はありながらも利用していなかった人が、ここに来て急に始めるケースも増えています。

 

ただその一方で、私自身もそうだったように、企業型は会社で薦められたり、iDeCo に関して言えば、周りに乗せられて何となく始めたという方も多く、中には始めて以降放置状態で、資産がどうなっているのかも分からない方もいるのではないでしょうか?

 

そこで今日は、そういった確定拠出年金制度を活用しきれていない方向けに、確定拠出年金の必須機能とも言えるスイッチングについて、私自身の事例を使いながら、その必要性や活用方法を改めてご紹介したいと思いますので、是非この機会にご参考ください。

 

確定拠出年金における必須機能スイッチングとは

 

確定拠出年金におけるスイッチングとは、既に保有している運用商品について、予め用意されている同じ確定拠出年金用の商品ラインナップの範囲内で、他の商品に変更、つまり売却及び購入を同時に行う手続きを指す用語です。

 

単なる機能の1つではありますが、このスイッチングを上手く活用できるか否かは、確定拠出年金における最終的な投資成果を大きく左右することになるため、予め本機能の効果やメリットについては理解しておく必要がありましょう。

 

混同されやすいものに配分変更という機能がありますが、これは保有資産に対するものではなく、あくまでも毎月新規投資をする商品毎の配分を変更する手続きを指す用語であり、スイッチングとは全く別物であるためご注意下さい。

 

利益確定と非課税メリットの享受

 

確定拠出年金のスイッチングという機能は、本来ポートフォリオ内の商品構成比のリバランスを目的とした機能だと言えますが、敢えて今日はシンプルに利益確定による非課税メリットの享受という点にスポットを当てて書いてみようと思います。

 

例えば、現在保有しているリスク型商品に含み益が発生している場合に、その全部又は一部を利益確定することで非課税メリットを手に入れ、待機資金として定期預金型の商品などにスイッチングするというものです。

 

ご承知の通り、確定拠出年金の最大のメリットは、売却益に対する税金の20.315%が非課税になるという点にあり、当然ながらスイッチングで確定した利益に関しても課税されることはなく、回数制限もありません。

 

もちろん、利益確定せずに含み益のまま保有を続けても問題はありませんが、下げ相場が訪れて含み益がなくなる可能性は常にありますし、仮に含み益がいくらあっても利益を確定させなければ非課税メリットも享受することはできません。

 

以上を踏まえると、継続的にリスク商品への投資を継続するとしても、ある程度利益が乗った時点で利確し、下げ相場が訪れて下がった時点で再度投資するというやり方が、理屈の上では最もメリットを享受できる形だと言えましょう。

 

スイッチングを行う際の注意点

 

スイッチングを行う上で注意すべきは、売却するにあたり手数料が発生する可能性があるという点です。購入時の手数料に関しては現状ほぼ発生することはないかと思いますが、商品によって売却する際に信託財産留保額という手数料が0.1%前後発生することがあります。

 

ファンドを解約するということは、投資信託会社は現金化のために保有している株式や債券を売却するということであり、それに伴い投資信託会社が支払うことになる諸々の費用を残された投資家が負担することになるため、その不公平を解消するための手数料がこの信託財産留保額です。

 

最近は信託財産留保額が発生しない商品も増えていますし、そもそも手数料額自体それほど高くないため大きな問題にはならないかと思いますが、スイッチングをする際は念のため保有商品の手数料コンディションをご確認ください。

 

スイッチングに関する事例紹介

 

以下は、私自身が会社を通じて行っている企業型確定拠出年金の口座状況ですが、昨年末からの米国をはじめとした好調な株式相場、さらには直近のドル高の影響もあり、「DCダイワ外国株式インデックスファンド」が1.3倍程度まで膨らんでいます。

 

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例えば、仮に利確目的でこの商品全てをスイッチングした場合約69万円の売却益が発生しますが、特定口座であれば課税される14万円弱の税金がこの口座では非課税になるため、69万円全額を利益として受け取ることが可能です。

 

何となく年末ぐらいまでは株価もドルも堅調に推移し、含み益ももう少し増えそうな気がするため迷っていましたが、最終的には約半分を売却し、定期預金型の「フリーポケット」にスイッチングすることに決めました。

 

もちろん、利益確定後もこのまま順調に推移した場合にはその部分は機会損失になりますが、そもそも上がる保証はどこにもありませんし、北朝鮮との関係もいつどうなるか分からないため、一旦部分的にでも利確しておくのが妥当であろうという考えです。

 

計画的かつ定期的なスイッチングの有効活用のすすめ

 

以上、本来的には偏った観点からの説明ではありますが、非課税メリットの享受という観点に絞った形で、確定拠出年金におけるスイッチング機能の魅力について、私自身の事例と共にご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

基本的に確定拠出年金は、60歳を迎えるまでの数十年レベルの長期運用でもあるため、利益確定せずに運用を続けることで複利効果も働き資産を大きく増やせる可能性は十分にありますが、部分的にでもスイッチングを取り入れることで、さらに増やせる可能性も高まります。

 

特に昨今の、世界的に好調な株式相場や米国の利上げによるドル高が進んでいる状況から考えると、確定拠出年金で外国資産に投資するリスク商品を選択している方の中には、私のように多かれ少なかれ含み益が生じている方も多いのではないかと思います。

 

確定拠出年金を始めてはみたものの、何らかの理由で放置してしまっている方は、是非この機会に口座内の資産状況を確認の上、仮に含み益が発生している場合には、スイッチングを活用して一先ず非課税メリットを享受されてみてはいかがでしょうか?

 

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