加熱式タバコ用互換機の発売状況から推測し得るグローの優位性とは

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加熱式タバコ用互換機の発売状況から推測するグロー(glo)の優位性に関する話題です。日本におけるアイコスとグローの覇権争いは、両社の業績にも大きく影響する可能性があるため、各銘柄に投資している米国株投資家にとっては、多かれ少なかれ気になるところでしょう。

 

ご存知の通り、今のところ日本では、先行者メリットの余韻が残っているであろうフィリップ・モリス(PM)のアイコス(IQOS)が依然として首位をキープしている状況ですが、私の予想ではブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)のグローが最終的にその座を奪うのではないかと予想しています。

 

なぜなら、あくまでも個人的な意見ではありますが、タバコ自体の味やフレーバーのラインナップなどの好みは別として、発売されているアイコス互換機の製品数からも、グローとの比較におけるアイコスのマーケティング戦略のセンスのなさが露呈しているように思えてならないからです。

 

そこで今日は、グローが逆転すると考える理由の1つ、互換機の発売状況から推測し得るグローの優位性について、個人的な見解をご紹介してみようと思いますので、フィリップ・モリスやブリティッシュ・アメリカン・タバコのホルダーや今後投資を検討している方は、是非ご参考ください。

 

加熱式タバコ用互換機とは

 

互換機とは、加熱式タバコ(専用スティック)を吸うことができる純正ではない社外品本体のことで、基本的には純正の弱点を改善した作りになっている代用製品群のことです。そのほとんどは無名のメーカーで作られているため、純正よりも機能や使い勝手は上回りますが、品質に対する信頼性、さらには健康に対する影響も未知数だと言えます。

 

ちなみに、互換機についてイメージがつかない方も多いかと思いますので参考までに一例をご紹介すると、現在最も人気のアイコス互換機が以下の「ジョウズ」という商品です。当然ながらデザインや機能は各社異なりますが、基本的にはこういった類のものが今日のテーマでもある互換機だとお考え下さい。

 

www.jouz.com

 

両ブランド向け互換機の販売実態

 

それでは、現段階におけるグローならびにアイコスの互換機の発売状況について確認してみます。と言っても、公式統計などがないため、具体的な数字をご紹介することはできませんが、アイコスに関して言えば、各社からかなりの数の互換機が発売されています。

 

以下は、Amazon で「アイコス 互換機」というワードで検索した結果画面の1ページ目です。小さくて見えづらいかと思いますが、計11ページにもわたっていることがお分かりになるかと思います。なお、ちなみに私のアイコスユーザーの同僚も最近購入しました。

 

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一方、グローはというと、今の時点ではグロー用として発売されている互換機を見つけることができていません。もちろんグローのユーザー数がアイコスよりも少なく、マーケットが小さいために開発を見合わせている可能性がない訳ではありませんが、主な理由はそこではありません。

 

アイコス用互換機が氾濫する理由

 

加熱式タバコを使ったことがある方であればお分かりになるかと思いますが、アイコス用互換機が数多く発売されている理由は、主に次の2つに集約することができます。先ずは、以前の記事でもご紹介したことがありますが、アイコスの純正品は弱点が多いこと、続いて純正品の価格が高いことです。

 

代表的なアイコスの弱点としては、連続吸いができないこと、構造上故障しやすいこと、さらには掃除が面倒だということなどが挙げられます。要は、弱点が明確であるため、互換機メーカーとしても製品開発や営業がしやすいということです。現に販売されている互換機を見ても、上記の弱点が改善されている商品がほとんどです。

 

加えて、純正品が7,980円という高めの価格で販売されているため、互換機メーカー側も価格設定の幅が広がるほか、価格設定の幅が広いということは、製品開発の幅に加え利益も確保し易くなりビジネス化がし易いという点も、互換機が増える理由になっていると言えましょう。

 

グロー用互換機が発売されない理由

 

それに対して、グロー用互換機が販売されない理由は、端的に言えばアイコス用互換機が販売される理由の裏返しだと考えることができます。つまり、純正品の完成度が高く不便な部分が少ないこと、さらには純正価格が2,980円とそもそも安いということです。

 

分かりやすく言えば、互換機メーカー側から考えた場合に、3,000円以下という低い価格設定では、完成度の高いグローの純正品を上回る機能やメリットを出すのに必要なコストと労力が見合わないという点が、互換機メーカー各社がグロー用互換機の発売に踏み切らない主な理由だということです。

 

あくまでも上記は私の個人的な推測の域は越えませんが、仮にそういった互換機メーカーの状況が事実だとすれば、先々は別としても少なくとも今のところはグローのマーケティング戦略が上手く機能していると言えましょう。

 

勝敗の鍵はマーケティング戦略にあり

 

以上、両社の互換機事情についての個人的な考察をご紹介してみましたが、記事にして改めて疑問に思うことは、やはりグローというよりも、アイコス陣営の互換機に対する認識です。つまり、現在の互換機の状況をどの程度脅威に感じ、どのように対処しようとしているのか、という点に尽きます。

 

互換機が普及しても、ヒートスティック自体は販売につながるため、確かに共存できる部分もあり全くのデメリットではありませんが、本体の販売を通じて得られる利益は確実に減少しますし、そもそも互換機にも限界が存在するため、純正品が売れなければいずれはヒートスティック販売にも影響が出てくるはずです。

 

例えば、互換機はマイナーメーカーが販売しているケースが多く、先に触れた通り品質や健康への影響が証明されていないため、互換機自体を使うユーザーが限定されるほか、様々な電化製品で話題になる発火爆発などの事故が起こらないとも限らず、1度でも発生すれば互換機全体の購入者数が急速に萎むことになります。

 

また、アイコス陣営が少しでも純正品を売ろうと思えば、製品の大幅なモデルチェンジが難しいとしても、7,980円という価格設定を見直し、グローレベルまで安くすることでも、少なからず互換機メーカーの参入の抑制につなげられるはずですが、これだけ互換機の攻勢が強まった今でも価格を見直していません。

 

それに比べ、グローは純正品の完成度はもちろん、互換機メーカーが参入しづらい秀逸な価格設定も含めて考えると、あくまでもアイコスとの比較でしかありませんが、どうしてもグローに対してマーケティング戦略の優位性を感じずにはいられません。少なくとも、一連の施策に関して全体的にビジネスセンスを感じます。

 

いずれにしても、もし仮に今後アイコスが純正品を改良し状況を好転させることができたとしても、マーケティング戦略の出来の悪さ、さらにはビジネスセンスのようなものは意外に根深いものがあり、今後もあらゆる場面で露呈することになる可能性が高いため、最終的にはグローが首位を奪還することになるような気がしてなりません。

 

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